転職エージェントを放置しているけど大丈夫かな?
放置していたけど、また再開することはできるの?
転職エージェントに放置されている気がするんだけど、どうしたらいいんだろう?
転職エージェントに登録したものの、メールや電話に返事をせず放置してしまっている人も多いだろう。
結論からいうと、転職エージェントは放置しない方がいい。
なぜなら、転職エージェントを放置すると、今後その転職エージェントを使いたいと思った時に損をするからだ。また、人生の中で不義理を行っていると、いつか自分に返ってくる。
本記事では元転職エージェントの筆者を中心に、
転職エージェントを放置することで起きる弊害
求人紹介を上手に断る方法
再登録の方法 について紹介する。
人材紹介会社監修(免許番号13-ユ-314534)
転職エージェントからの「連絡を放置しているという方」「今後放置してしまいそうな方」はぜひ参考にしてほしい。
本記事を読めば、「放置」の重大なデメリットに気づき、転職エージェントと上手に付き合っていく方法がわかるはずだ。
また、放置してしまっていた方でも復活する方法も伝授するので、スムーズにやりとりを再開できるようになるだろう。
転職エージェントを放置するとどうなるのか
転職エージェントを放置すると、下記のデメリットがある。
1-1. 求人の紹介が減る
転職エージェントに登録し、面談を終えるとメールや電話で求人の紹介が受けられるようになる。
このメールや電話を放置していると、求人の紹介は徐々に減ってしまう。
なぜなら求人紹介は、あなたのスキルや経歴、希望にあわせて専任のキャリアアドバイザー(担当者)が手動で行っているからだ。
キャリアアドバイザーは多くの求職者を担当しているので、反応のない方にそこまで労力をかけることはできない。
さらに、放置しているとキャリアアドバイザーから
「他に内定を貰って転職活動を終えている」
「転職そのものをやめている」
「一言返信入れられない=紹介先企業に紹介できるような礼儀を持ち合わせていないのでは?」
と思われかねない。
結果として「この求職者は現在転職活動に積極的ではない上、礼儀に欠けるため、あまり求人紹介する必要はないだろう」と判断されてしまう。
本当にいい求人があったとしても、他の求職者に優先的に紹介されてしまい、求人紹介の機会が減ってしまうだろう。
1-2. 積極的なサポートが受けられなくなる
転職エージェントでは、応募書類の添削や面接対策、面接後のフィードバックなどのサポートが受けられる。
転職エージェントを放置すると、サポートを積極的に受けられなくなるリスクがある。
面接対策などのサポートは、基本的にキャリアアドバイザーから「面接対策をしてみませんか?」と提案される。
しかし連絡を放置したり、提案しても反応がなかったりする場合は「どうせ無視されるんだろう」「あまりやる気がないんだろう」と思われてしまい、サポートの提案が減っていく。
あくまでキャリアアドバイザーが必要に応じてサポートを行うものだ。
全員にサポートする義務があるわけではないことを覚えておこう。
もちろん、自分から申し出ればサポートを受けることはできるが、積極的なサポートを受けたいならキャリアアドバイザーからの連絡は放置しない方がいい。
1-3.サービスを打ち切られる可能性がある
転職エージェントを放置することで、サービスを打ち切られてしまう可能性もある。
サービスの打ち切りとは「これ以上サポートを続けることはできません」と言われてしまうことだ。
転職エージェントは、紹介できる求人がある限りはサービスの提供を続けるのが基本となっている。
しかし、後述する『やってはいけない放置』をしてしまった場合はサービスを打ち切られる恐れがある。
一度打ち切られてしまうと、再度十分にサポートを受けることは難しい。
転職エージェントを使い続けたい、またいずれ使いたいと考えているのなら、放置しない方がいいだろう。
元マイナビエージェント社員・ライター
inaco
キャリアアドバイザー(担当者)は限られた時間と労力の中で多くの登録者に対応しています。
サポートにはある程度優先順位をつける必要があるため、連絡を放置する求職者へのサポートは薄くなってしまいがちです。